Taming Pet
How to dance with your pet

necro の pet は強力だが、野外でしか使えないと思っている人も多い。 事実、dungeon 内ではまっすぐ歩かせるのもおぼつかないほどコントロールが難しい。 しかし、だからといって使うのをあきらめてしまってはつまらない。 ここでは dungeon 内での pet の使い方について考察してみる。

戦闘のおさらい

一般的に、パーティー戦では以下のような戦略を用いているはずだ。

この間、ターゲットになっていない mob については、離れた場所に root したり (parking)、 ENC がいれば寝かせておいたり、場合によっては殴られても無視したりする。

pet をメインターゲットにぶつける

pull の後、MA が攻撃を始めたら、まずは MA を /assist する。 自分が攻撃目標を正しく target していることを確認したら、/pet attack を命じる。 ここでもっとも重要なのは、target を絶対に間違えないよう注意深く確認することだ。 間違った相手に pet を放ってしまうと、やめさせるのは非常に困難だからである。 攻撃目標を正しく target できるまで、決して /pet attack を実行してはいけない。

pet が攻撃を始めたら、pet が正しくメインターゲットを攻撃し続けていることをチェックする。 pet は、自分自身や master が攻撃を受けると、そちらへ対象を移してしまうことがある。 keep していた mob が動き出したり、add が発生すると、pet がよそへ行ってしまう可能性が高くなる。 /assist pet と /assist MA を交互に実行して、pet が MA と同じターゲットを攻撃していることを定期的に確認すべきだ。

pet を mob から剥す

pet が他の mob に向かっていってしまうと、剥すのは非常に難しい。 よくあるのが、/pet back off を連打するパターンだが、これでは pet は決して剥がれない。 命令が届いていないのではない。 確かに pet は攻撃をやめるが、mob の方は pet を再攻撃してしまい、 怒った pet が戻って行ってしまうのだ。

このような場合は、mob を寝かしてから /pet back off を実行するしかない。 幸い、necro には Screaming Terror (ST) があるので、自分一人で簡単に剥せる。

  1. /assist pet で pet の相手をターゲットする
  2. ST をキャスト
  3. casting gauge がゼロになるタイミングで /pet back off を連打
  4. ST resi / mob がすぐに目を覚ました / pet が命令を聞きそびれた、などの場合は最初に戻る

ST で寝かした後は、すぐに /assist MA → /pet attack で pet を正しい mob へ導いてやる。 その上で、ST した mob をキープしておく。 ENC がいるならば、mez work を引き継ぐようにしてもよいだろう。

戦闘時の注意

狭い屋内などで乱戦が予想されるときは、メインターゲット以外の mob には決して DoT を入れてはいけない。 さもないと一切の mez spell が入らなくなってしまうからだ。 他のプレイヤーにもお願いをして、DoT を控えるか、よほど考えて入れてもらうように頼んでおくべきだ。 DoT が入っている mob からは、pet は絶対に引き剥せないし、他にも色々不都合があるからだ。

移動の問題

ダンジョン内を pet を連れて移動する時も、非常にやっかいな問題がある。 pet が master の後をまっすぐついてこないことだ。 pet は mob と同じアルゴリズムでダンジョン内を移動するが、 mob と同じくおかしな動きをすることが頻繁に発生する。 以下に、個人的な経験から得た知識をまとめてみる。

まず pet が暴走し始めたら、/pet sit down コマンドを試す。 これでまず pet の足を止めることができる。 段差により暴走し始めたときは、段差を降りて元の場所に戻ってみるのもよい。 pet は移動 path を計算し直して、すぐに戻ってくる可能性が高い。 コマンドが届かなかったり、戻ってくる様子がなければ、すぐに pet を殺しておこう。 ここで一瞬でも迷うと、ひどい train を作りだしかねない。 pet を殺すもっとも有効な方法は invis してしまうことだ。 necro なら1クリックで Gather Shadow を発動できる item があるので、 それを入手しておこう。

一般に mob がうろつく中を移動する場合には、pet は消していくのがもっとも確実だ。 移動時には invis する方がいいのだから、pet は消耗品と思って消すのが一番である。 どうしても pet を連れていきたいなら、safe point に座らせておき、 移動してから Summon Companion を使うのがよい。

pet の選択

level 49 で憶える Invoke Death までは、レベルに応じて pet も強くなるので、 常に最強の pet を使えばよい。 だが 50+ で使える pet はタイプがことなるため、用途や場所に応じて選ばなければならない。

まずは各 pet の特徴を示す。 原典は Eqnecro.com / Pet Guide である。

lvl49
Invoke Death
normal (WAR)
lvl: 37 - 41
HP: 1600 - 2350
dmg: 55, bash 25, kick 25, Double Attack (random)
proc: lifetap
lvl53
Minion of Shadows
ROG
lvl: 36 - 43
HP: 1100 - 1300
dmg: 57, Double Attack (random), BS 165, Triple Attack (if not dual wield)
proc: lifetap
lvl56
Servant of Bones
MNK
lvl: 37 - 44
HP: 1200 - 1500
dmg: 59, Double Attack (random), Flying Kick 71
proc: lifetap

大きく異なるのは HP の量だ。 WAR type は丈夫にできているので、solo や party に強い tank がいないとき、盾がわりに使うことができる。 ROG type はダメージレートが非常に高く、party 戦で taunt を引き受けてくれる tank がいる場合に有効だ。 pet は本物の ROG と違って mob の後ろに回り込もうとはしないので、自分でコントロールするか、tank に協力してもらって pet の反対側に回ってもらうように頼んでおかなければならない。 MNK type は HP が少ないのが難点で、やはり solo には向いていない。 ダメージレートは若干高いが、ROG type の BS に勝てるかどうか疑問だ。 pet 自身の level が高いので、それが強みかもしれない。

参考: Daccos の屋内用マクロセット/spell list

/pet target
/assist
/assist MA
/pet attack /pet back off
cast darkness cast root
cast ST /pet follow me
/pet sit down GatherShadow

基本的にこのセットは pet control 重視のパーティー戦用で、 メンバーとの連係を取るのに便利なコマンドを揃えている。

  1. HP mana convert
  2. HP drain DoT
  3. mana pact
  4. pet buff
  5. darkness
  6. root
  7. Screaming Terror
  8. Feign Death

spell list もパーティーサポート重視の構成。 短時間で勝負をつけるような場合、necro は効率良くダメージを入れられないので、 最初からあきらめた構成。 1、2 で mana 生成を強力にサポート、3 はメンバーに対して mana 供給、 4 は pet 補助。 5 は mob を逃がさないための補助で、ダメージはあまり期待していない。 6、7 は非常時対応のためのもので、これを常用するような場所は hot であるといえる。 8 は hate を消して安全に座るために最近よく使っている。

参考: /assist %m の不具合

ご存知の通り、マクロ %m は現在の pet 名で置き換えられる。 これを使えば、パーティー戦用に /gsay Pet %m Attacks [ %t ] といったマクロを用意できる。 だが /assist %m というマクロは、実行すると %m の部分が pet 名で置き換えられてしまい、 pet が死んで summon し直しても前の pet の名前がそのまま残ってしまう。 これは大変奇妙な動作だが、改善の気配がないので、代わりに「/pet assist; /target」を使うとよい。 タイミングが一瞬遅れるが、ペット名は使わなくて済むので、再登録の手間がない。


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