Compound Eye (8)


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最後に、複眼のクローズアップをお目にかけよう。 針の数は30本(ミニチュアに続く「台」があるので、合計31本だ)、つまり15番目のミニチュアの針の部分ということになる。 針そのものも、30本の針からなる小部分によって構成されている。 なにしろ30本も針があるから、その大きさや形は、もとの稲妻に比べてずっと複雑怪奇なはずだ。

この複眼は無限に続いていて、どこまで拡大しても同じような構造をしている。 針の連結部分は誰にも見ることができないのだ。

ところで コンピューターレクリエーション I の90ページにある「複眼」は、28本(+1本)の針から成っている。 つまり14番目のミニチュアに属する複眼なのだ。 あちらの複眼は杖の一部からとってきたものなので、構成に若干の違いはあるものの、かなり近いところから取ってきていることは間違いない。


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