
2002
- Dec-30-2002
- ビッグ・バッド・シティ
-
キャレラの父親を殺したやつがまた出てくるというので、
文庫になっていないのに買ってしまう。
本筋ももちろんだが、結構ドキドキした。
- Dec-28-2002
- クレアが死んでいる
-
タイトルがかっこいい。
昔はかっこいい邦題がついていたものなのだが。
- Dec-26-2002
- 死にざまを見ろ
-
けっこうあっさり刑事が死んでしまう。
まあキャレラも最初は死ぬ予定だったわけだが。
- Dec-24-2002
- Minority Report
-
血まみれ描写は平気なのに、腐った牛乳を飲むところはゲロっときた。
いやほんとあれは気持ち悪い。
原作も(短編なので)ちょいと立ち読みしてみたけど、全然違う話だった。
同じなのは登場人物の名前ぐらいなもん。
まあ、あのまま映画にするのなんて不可能だよなあ。
原作のプレコグは、いかにもディックっぽい設定で納得なのだが。
ちなみに僕はディックのファンではありません。
電気羊 は好きだけど。
- Dec-22-2002
- 電話魔
-
デフ・マン初登場。
むかーしテレビで見たユル・ブリンナーのイメージがあって、
いまいち好きになれなかったキャラなのだが、
原作を読んでイメージ一新。
悪戯 の後の復活が待たれる。
- Dec-20-2002
- 大いなる手がかり
-
手が見つかったからってそりゃないだろうって感じのイカす邦題。
オチについては、これまで地味に続いてきたのが一変してモダン(わはは)な感じで、
これまた意表をつかれた。
- Dec-19-2002
- レディ・キラー
-
似顔絵が、情報処理心理学入門
に出てくる挿絵と似たテイストであるのことよ。
- Dec-18-2002
- 指輪物語の世界
John Howe の画集。
指輪物語だけでなく、他のファンタジー画もたくさん載っている。
僕チン書房のせいなのか、妙に小さくてセンスのないレイアウト。
それとも原書も同じなのだろうか…。
甲冑を着けた本人の写真は秀逸。
-
- Dec-16-2002
- 殺意の報酬
-
最後まで読むと単純なオチなんだけど、そこへ至る経緯がよい。
しかしそろそろ飽きてきたか。
とりあえず クレアが死んでいる まではがんばりたい。
- Dec-12-2002
- 被害者の顔
-
捜査が進むうちに分からなくなる、被害者のプロフィール。
古い話なのに新鮮に感じるなあ。
オチも急転直下であっさりしているんだけど、それがまたいい
(ってこればっか)。
- Dec-10-2002
- 銀河鉄道の夜
-
読み終わって一週間後にこの感想を書いているわけだが、
全然印象に残っていない。
うーんと…。
寓話ってこういうものなんだな、よく考えると自分は好きじゃないんだな、と思う。
- Dec-04-2002
- LOTR: FOTR DVD Special Extended Edition
-
待ちかねた DVD がとうとう発売に。
箱も落ち着いてて、いかれたギフトボックスみたいじゃなくてほっとする。
劇場版ではやむなくカットされた30分ぶんが補完されたのだが、
非常によい仕上がりになっている。
カットの是非については原作マニアのワガママという感じもしたが、
やっぱり入れるべきシーンは入れた方がいい。
このほか特典映像も充実してておもしろかった。
驚きなのは、スタッフやキャストによるコメンタリートラック。
せめて「キャストコメンタリー」は見たいと思うが、
「英語・字幕」「日本語吹き替え」とあわせると10時間以上。
短時間に3回も見直すのはさすがにつらいので、間を置いてゆっくり楽しむ予定。
- Dec-03-2002
- アカペラ
-
かなりよい出来で満足なんだけど、
オーバーダブが多用されてて、
リード取りながらパーカッションってライブでどうするんだ? と思う部分もあり。
あと、やはり果たして売れるのかどうかが心配。
やっぱり売れてナンボだもんなあ。
先行で出たシングルは結構売れているらしいが。
- Nov-30-2002
- ソースコードの反逆
-
Linux を中心にした1990年代のオープンソース・ムーブメントの解説。
なんで Linux のネットワークレイヤがあんなにタコなのかがよく分かって面白かった。
が、翻訳と編集が最悪。
誤字・脱字・表記の不一致、
語尾調不統一、単調な語彙選択、意味不明なセンテンス、奇妙なレイアウトと、
数え切れないほどの欠点が全ページにまんべんなく散りばめられている
(数えたわけじゃないけど、本当にすごい量)。
これ本当に編集の目を通って来たのかな?
それとも EWB のせい?
- Nov-26-2002
- Harry Potter and the Chamber of Secrets
-
レイトショーで見に行く。
予告編無しです、と場内アナウンスを聞いて、
TTT が見られないのは残念だとがっかり…していたら、ちゃんと TTT だけやってくれた。
後で聞いたところでは、リールの頭に予告編を焼き付けたので、本編の一部として上映されたということらしい。
すごい広告戦略だ。
そして本題。
前回は本を読む前だったが、今回は読んでから見た映画。
原作をなぞるのに必死になっている様子が伺われ、
話の展開はいまいちな印象を受けた。
面白いことは確かだが、いい映画って気はしない。
- Nov-25-2002
- キス
-
また新しい方へ戻ってみた。
悪戯の前の話。
どうやらキャレラのオヤジさんは強盗に襲われて死んだらしい。
あちゃー。
- Nov-20-2002
- サンダーバード コンプリートボックス PART1
-
サンダーバード大全
を読んだ勢いで買ってしまう。
字幕で見たのは初めてだが、吹き替えとは違った雰囲気で非常に面白い。
吹き替えもそれなりに味があっていいんだけどね。
BOX 2 は折をみて買う予定。
- Nov-18-2002
- 第二段階レンズマン
-
相変わらず物凄いストーリーで呆れる。
あと2作ぐらいあるんだっけか…
- ハートの刺青
-
邦題のつけ方がいかす。
しかしキャレラ夫人をオチに使うパターンはそろそろ飽きた。
- Nov-15-2002
- 麻薬密売人
-
第3作目。
物語はシンプルなのに、展開が非常にうまくておもしろい。
今更どっぷりハマってしまうとは困ったもんだ。
ウワサによると、キャレラを殺してしまうつもりだったらしい。
主人公として中心人物を据える気がないということの現れだろうけど、
そうしてたら、それはそれですごい物語になっていただろうなあ。
- Nov-13-2002
- 通り魔
-
第2作目。
最後の最後で真犯人に思い当たってしまう。
手に入れた手がかりと、残りページの量で想像ができてしまったのだ。
それでも結構びっくりだった。
- Nov-09-2002
- キングの身代金
-
天国と地獄 の元にもなった有名なやつ。
最初タイトルを聞いたときは、王様が誘拐されるのかと思ったのだが。
以外にあっさり解決しちゃうのは、本の厚さからみれば当然なのだが、
あっさりしている方が読みやすくてよい。
- Nov-08-2002
- DaCapo
-
ABBA と似てるというと怒る、Ace of Base の新譜。
っていうか、出てたのに気づいてなかった模様。
昔のアルバムにちょっと回帰したような感じ。
- Nov-07-2002
- 警官嫌い
-
一気に戻って第1作目。
ガキのころは我慢できずに読みきれなかったと思うんだけど、
今なら適度に読み飛ばし(?)て、いい具合に読める。
いやーこれって50年近く前の話なんだよなあ。
みんな第二次世界大戦とか、朝鮮戦争従軍経験ありだもんなあ。
でもほとんど違和感がない。
すげえ。
- Nov-06-2002
- 悪戯
-
1つ前のやつを買って読んでみる。
ロマンス のほぼ直前の話と分かる。
結構、現在の流行りものの名前とかが出てくるので、
いったい登場人物たちは年を取っているのだろうかと不思議に思う。
- Nov-05-2002
- One Long Year
-
Todd Rundgren の最近のアルバム。
1曲目の I hate my flicking I.S.P.
が最高にイカす。
ってゆうか身につまされる…。
- Nov-01-2002
- サンダーバード大全
-
まあまあ面白いのだけど、誤字脱字の嵐。
DVD ボックスが出ていることを知る。
ちょっと興味あり。
- Oct-31-2002
- ロマンス
-
ミステリの新刊もいまいち面白そうなのがないな…と思っていたところ、
ふと87分署シリーズのことを思い出す。
親父が好きで、初期の作品は10冊ぐらい実家に揃っているのだが、
これまでまじめに読んだことがなかったのだ。
せっかくだからと一番新しいのを買ってみた。
これが結構面白い。
ここまで読んできた最近流行のミステリに比べて、
すごいトリックも新機軸の設定も何もないが、
地味な感じが逆に新鮮だった。
- Oct-29-2002
- XXX
-
ストーリーは少々幼稚だけど、結構面白かった。
- Oct-26-2002
- ハリーポッターと炎のゴブレット
-
原書の厚さに心配していたら、分冊販売不可の2冊セットで出た。
儲かると汚くなるよなあ。
さて中身だが、細かい読み落としや誤解はあったものの、大体ちゃんと読めていたことが判明。
つまり登場人物たちはロクデナシばかりということだ(おいおい)。
あと、ゴブレットを訳せなかったのは痛いと思う。
yule を安易にクリスマスにしてしまうのもどうなんだろう。
連中がキリスト教を信じているようには到底思えないのだが…。
続編はいったいいつ出るのやら。
- Oct-22-2002
- ウワサの伴奏
-
ゴスがゲストで出ているので買う。
ヒップホップは大嫌いで、普通なら手にとることさえないところだ。
日本のラップは自己言及が多いように思えるのだが、
このアルバムでも「おれたちゃ」節が炸裂していて、
なんというか滑稽だ。
だが曲はいい。
意味を無視して聞けばかなりよい感じ。
- Oct-15-2002
- 絶叫
-
というわけで早速続編を入手。
細かな日常に関するうんざり具合は健在…、ストーリーも同じくよい感じ。
だが、最後の主人公が犯人とばったりっていうのはいい加減やめていただきたい。
- Oct-10-2002
- 誤殺
-
主人公の日常の細かな描写がこれでもかという勢いで続くのが苦痛だった。
正直、検事という仕事について細かく説明されても魅力は感じない。
それはおいといて、ストーリーはよかった。
- Oct-07-2002
- 最も危険な場所
-
なんかだんだんクリーシィぽくなってきたなあという感じ。
だがかなり面白かった。
アール・スワガーものはもう1つ出るらしい。
- Oct-05-2002
- 甦るチューリング
-
期待に胸躍らせて買ったのだが、書いてあることは知ってることばっかりでいまいちだった。
近々決定版というべき伝記が翻訳されるらしいのでそれを買うのが吉。
- Oct-04-2002
- 宇宙船ビーグル号の冒険
-
図説異星人 にも載っていたクァールが、
ムギよりずーっとかっこよさそうだったので思わず買ってしまう。
想像していた物語と全然違ってておもしろかった。
- Oct-01-2002
- 図説異星人
-
野田元帥の古いSF雑誌の表紙・挿絵コレクションを、異星人中心にまとめたもの。
図説ロボット の姉妹編。
結構おもしろかった。
- Sep-28-2002
- 悪徳の都
-
スワガー・シリーズの親父さんの代の物語。
以前から存在していることは知っていたが、
面白いのか疑問だったので買ってなかった本。
以外に面白かった。
次の本も買ってしまおう。
- Sep-25-2002
- 我が名はレッド
-
Mr.クイン と同じ筆者が描く物語。
滑り出しから同じ調子で期待が膨らむが、突然20年過ぎてしまったところで面食らわされる。
全体としては、工夫が凝らされていてそれなりによかったと思う。
だが次回はどうだろう。
- Sep-21-2002
- 破壊天使
-
主人公の心の問題、結構ドロドロな割にはあっさり改善したりして、
心理描写なんてどうでもいいからもっと話をきちんと書け、と思った。
結構面白かったけど。
- Sep-13-2002
- 大暴露
-
大秘密 の続き…と思いきや3作目だった。
2作目はみつからなかったが、順番なんて関係ないので買う。
この本で暴露された事実のうち、一番衝撃的だったのは、
著者は 囚人のジレンマ と同じ人だったということだ。
- Sep-11-2002
- 大秘密
-
コーラのレシピについて触れられていたので買ってみる。
手品のタネ明かしは、図が少なくていまいち。
- Sep-09-2002
- 竜の挑戦
-
さらに続き。
すごい勢いで文明化されていくのはちょっと見てられなかった。
物語の単調さも極まった感じ。
原著では、さらに続きも書かれているようで…。
どうせなら クリスタルシンガー の続きをはよ訳してくれ。
- Sep-04-2002
- 竜の反逆者
-
竜の騎士 から読み返しを始めて、買っていなかった続きを手に入れた。
なんか物語は日誌のように淡々と進み、いまいち乗りが悪いように思われた。
- Aug-30-2002
- 亡国のイージス
-
続きを買ってみる。
アクションはそれなりに面白いけど、登場人物たちの動機はさっぱり心に響かない。
撃退された突撃隊を助けるとかいうあたりで、敵役と同じ憤りを感じてしまうのは僕が海の男でないせいか?
- Aug-27-2002
- ロゼッタストーン解読
-
ヒエログリフが解かれるまでの紆余曲折を描いた物語。
ヒエログリフの解かれ方、読み方が読めると期待して買ったのだが、
様々な研究者が互いに足を引っ張り合う見苦しい解読レースを克明に描いた物語だった。
革命前後のフランスの状況やら、イギリスとの仲の悪さやら、
世界史で習うよりずっとおもしろく読めた。
しかし現代においては、研究の途中経過や成果はどしどしネットで公開されていくわけで、
一人の天才に頼った形態って少なくなっているのだろうなあ。
それもちょっとさびしいかも。
- Aug-20-2002
- Tweleve Y.O.
-
新幹線出発直前にとりあえず(以下同文)。
自衛隊の隊員勧誘にまつわるエピソードは非常に面白かったが、
武装や秘密部隊の話はちょっとついていけなかった。
全体としてはまあまあ面白い。
この話のひとつ前にあたる本があるらしいのだが、書店で見つからない。
仕方がないから別のを買うつもり。
- Aug-19-2002
- GUN GRAVE
-
トライガン買ったらあとがきに面白そうなことが買いてあったので買ってみる。
難易度バランスがうまくとれていないような気がするけど、
そこそこ楽しいのでよしとしよう。
- Aug-14-2002
- 親指シフトキーボード
-
FKB8579-661
ってゆうコンパクトタイプのやつ。
同じ富士通なのだが、Happy Hacking Keyboard と関連あるのかな、と思わせる似通ったデザイン。
タッチは lite なみではあるが。
ひさしぶりに打つ親指シフトは、結構忘れてて愕然とする。
しかも、普段使ってる HHK が 101 モードなんだもんで、ドライバの切り替え等使い分けが非常に面倒くさい。
メインマシンで使うのはあきらめて、職場のノートパソコンに繋いでみようと思う。
- Aug-11-2002
- 禅銃
-
復刊していたのを見て、思わず買ってしまった。
最初に読んだときは確か高校生だったと思うんだけど、
いやはや懐かしいっていうか、なんでいまさらこれが復刊なんだろう。
どうせならオッドジョンを復刊してほしい。
- Aug-10-2002
- FBI心理分析官2
-
2巻では、日本の事件もいくつか取り上げられている。
やむを得ないのかもしれないけど、自分が知っているディティールと、
本書での扱いが微妙に食い違っている。
それもなんかいやな感じに。
他の事件の描写について不安になる。
- Aug-08-2002
- FBI心理分析官
-
出張前に適当に掴んで買ってしまう。
この著者のおかげでレッド・ドラゴンや羊たちの沈黙が書かれ、
雑多なプロファイラ登場サスペンスがごまんと登場することになったのかと思うと、
フィクション作品のいい加減さにちょっとがっかり。
ところで中身については、コリン・ウィルソンの本の方が面白いと思う。
ってゆうか立ち読みばかりで買ったことないけど。
- Aug-07-2002
- ミラー・ダンス
-
シリーズ第○弾(たくさんありすぎてわからへん)。
主人公は早々に死んでしまい、2/3ぐらいの間出てこない。
めちゃくちゃやー。
賞をたくさん取っている割に翻訳が遅いのはどういうことか。
売る気ないのか。
- Aug-06-2002
- 続せがれいじり
-
移動画面が3Dになって、前作より操作しづらい感じ。
オネガイを叶えていくという動機付けはいいが、
他人のために歩き回るのもちょっとダルいなと思う。
しかしこれほんとにトレイがエジェクトされたら驚くよなあ。
残念。
- Aug-02-2002
- グッドラック 戦闘妖精・雪風
-
グッドラック、なところで終っちゃうストーリーには引き込まれるが、
会話となると何故か調子が悪くなるのが非常に残念。
クールな設定が多い中、ジャム人間だけは非常にダサい。
ってゆうか根本的に間違っているように思われる。
なんでやねん。
- Jul-31-2002
- クリプトノミコン (4)
-
いろんな問題を残したままなのだが、割にあっさりめに終了。
ただ一点、どうしても気になるのが、ノルウェーで死んでしまったはずのイノック・ルートが何気なく生き返っていることだ。
それともあの死亡シーンは、ラリったシャフトーの見た幻覚だったのだろうか。
ううむ。
- Jul-27-2002
- 戦闘妖精・雪風(改)
-
文章はしっかりしてて読みやすかった。
さすがだ。
物語は、なんかおかしいなと思われるところもたくさんあったけど、
細かいことを言い出すときりがないので、面白かったと評価しておこう。
- Jul-24-2002
- 迷宮
-
記憶を無くした主人公に、ある殺人事件にまつわるさまざまな文章を読ませる話。
週刊誌の記事など、さすが清水義範と思わせる書きっぷり。
ただ、こういう話では仕方のないことだけど、記憶喪失の描き方がうそっぽい。
ってゆうか自分が何者か都合よく忘れるのって、記憶喪失じゃないんじゃないか?
と疑問を膨らませていたら、オチが弱くなっちゃった。
- Jul-23-2002
- Men in Black 2
-
最初からあまり期待せずに行ったら、それなりに面白かった。
やはり過度の期待はよくない。
- Jul-18-2002
- ホロウ・ボディ
-
新幹線出発直前に、時間がないけどとにかく読む物が欲しいと思ってテケトーに手に取ったのがこれ。
だが最初の10ページでまったくついていけなくなり、よく見たらシリーズものの2巻目だと気づく。
1巻を読まないと分からんのかな、と思って エスコート・エンジェル を買い足したのだが…
ついていけないのは自分のせいじゃなかった、ということを痛感。
いやほんと、こんな本が編集を通って世に出るというのは奇跡といっていいだろう。
今 戦闘妖精雪風 を買うか迷っているのだが、似たような感じだとやだなあ。
- Jul-17-2002
- エスコート・エンジェル
-
状況描写が解説書みたいな感じで、小説としての趣がまったくない。
セリフも非常にわざとらしいものばっかり。
自分の心理についてあんな風に説明されたりしたら、
ふつーの人なら絶対にひく。
22世紀の最先端のコミュニケーション不全をリアルに描写している、
というよりは単に稚拙なんだと思う。
いわゆる仮想戦記物って読んだことがないんだけど、それと同じ趣向なのだろうか。
なんかそんな気がしてきた。
- Jul-16-2002
- Attack of the Clones
-
だんだん話が繋がってきた感じ。
だがそれほど凄い映画ってわけではないと思う。
- Jul-14-2002
- 女子高生のための文章図鑑
-
本屋で目についたので買ってみる。
構成が国語の教科書みたいで、拾い読みするのに適した構成。
どのへんが女子向けかというと、
たとえば「女流という接頭語が気に食わない女流作家の言い分」とかが載っている。
ちなみに過去に読んだことがあるのは(マンガを除けば) フランケンシュタイン の序文ぐらいなもんか
(あれ、過去 log にない。付け始める前の本だっけな?)。
男子のための図鑑もあったんだけど、もっとつまらなそうだったのでやめた。
話のネタとして。
- Jul-12-2002
- スノウ・クラッシュ
-
ちょっと古い本だが、クリプトノミコン と同じ人が書いてたので買ってみる。
たしか出た当初は表紙がださくて止めたような気がする。
中身は…、うーんちょっとアレかな。
VR を描いた SF っていまいち乗り切れないんだよなあ。
まあでも面白いっていえば面白い。
- Jul-09-2002
- ...all this time
-
Sting がイタリアの家で催したライブの映像版。
ドキュメンタリー部分も面白かった。
最初の Fragile で思わず泣いてしまう。
- Jun-29-2002
- 或る伝記
-
ようやく再販になった Tolkien の伝記。
下手に作品を引用してもっともらしいことを書くのではなく、
あくまでも人となりを忠実に追いかけた記述は褒めていいと思う。
たとえば、従軍経験については以前読んだ
「指輪物語」を創った男
にくらべて詳しく書いてあって、
そういうのが作品にも生きているのかなあと思わされるが、
筆者自身はそれを明言していない。
まさに作品がどのようにして生まれたか、がよく分かる本。
ところで、これで欲しいと思っていたすべての LOTR 関連本が揃ったことになる。
めでたしめでたし。
- Jun-25-2002
- 少林サッカー
-
半年ぐらい前、ネットで拾ったムービーを見て大笑いしたことがあったのだが、
日本でも公開してくれたので見に行く。
予想に違わぬ面白さ。
ストーリーはかなり破綻しているが…。
ハリウッド映画とはCGの使われ方が根本的に違っていてかなり笑える。
サッカーの部分は全然たいしたことない。
ってゆうか、決勝戦のグランドの芝、なんであんなに茶色いんだ。
撮影が冬だったのだろうか。
CGで青くしろや。
- Jun-24-2002
- クリプトノミコン (3)
-
話がどんどん下劣になっていくような気が。
もともとそういう話だったかもしれないが。
- Jun-22-2002
- トールキンによる『指輪物語』の図像世界
-
なんといっても驚くのは、Tolkien の絵のうまさ。
ちょっとパースが狂ってるところもあるが、細かいところもちゃんと描けている。
人物が描けないという弱点はあるが、それを差し引いてもかなりのものだ。
しかし腹書房刊ということもあって、翻訳には不安が残る。
そもそも「指輪物語」とタイトルに入れちゃうところが間違ってるだろ。
- Jun-21-2002
- 創生紀機械
-
高校生の頃読んだときには、機械を支える屁理屈についていけず、なんとなく飛ばし読みしていた前半をきっちり読み直す。
いやはやいい加減だなあ。
この時代のSFはみんなそうだが、一番読み違えているのはやっぱり通信インフラの進化だろう。
時間単位で課金されるのって、時代遅れ感を感じるよなあ。
- こんなにヘンだぞ! 『空想科学読本』
-
空想科学読本 は、2 にがっかりして以来読んでいないのだが、いつのまにやら4巻まで出ているらしい。
で、この本はそのでたらめさをつっこむ本。
怪獣の体重を推定するのに着ぐるみから計算をスタートさせるのはどうしてなのか、
いまいち理解できなかった。
普通なら、身長から体積を推定し、適当に比重を決めてかけ算すればいいのでは?
もっともこちらには検算する気もないのでどうでもいいんだけど。
- Jun-19-2002
- 墜落!の瞬間
-
ボイスレコーダから拾った音声をそのまま文字にして集めただけの本
(だけ、ってことはないか)。
事故が恐くて飛行機が嫌いな人は結構多いが、僕は全然気にしない。
どちらかといえば事故率の低さに感嘆するところである。
飛行機事故については、この本も含めて様々な資料や調査があり、
原因について様ざまな議論がされているのだが、
一方で深刻なはずの自動車事故なんて、注意一秒怪我一生のような標語レベルの問題で片付くケースがほとんどで、
あまりドラマは感じないのであった
(書いててよくわからなくなってきた)。
なんにせよ面白い。
123便については、英語の再訳ではなくて原文を収録しているところも好感が持てる。
- Distance
- DEEP RIVER
-
そろそろいいかな、と思って 2nd を買いにいったら、3rd が出ていたので一緒に買う。
うーん、やはり 1st の衝撃は超えられないか。
ってゆうか 1st 買ってないが。
そういえば、皿を洗うプロモ、ちゃんと泡が落せてないのがめっちゃ気になる。
家事したことないのかなあ。
- Jun-13-2002
- 人間はどこまで耐えられるのか
-
様々な極限状態で人間がどこまで耐え得るか、
人体に起こることや過去の事実に基づいて論じた本。
圧力問題については、なかなかきわどい実験もあって興味深い。
- Jun-09-2002
- メノン
-
読む物が無くて困って手に取った一冊。
パイドロスの姉妹編。
しかし帰りの電車で読み切ってしまう。
- Jun-07-2002
- 百億の昼と千億の夜
-
日本の作家の小説ってほとんど読まないのだが、
食わず嫌いもいけないな、と思って選んだのがこれ。
…まあなんというか、やっぱり嫌いだな(おいおい)。
- Jun-05-2002
- テレビ版 シャーロック・ホームズの冒険
-
NHK の出版かと思っていたのだがそうではなく、
オリジナルのグラナダテレビ版を中心に、
様々な映像化シャーロック・ホームズを網羅した資料本。
Jeremy Brett がなぜ太ってしまったかも書いてあった。
- Jun-03-2002
- 華氏451度
-
いまさら!? な感じの本。
実は Ray Bradbury の本を買うのはこれが初めて。
映画はむかーしちょっと見たぐらいなのだが、それでも結構印象的だった。
今読んで見ると、やっぱり Bradbury って情緒的というか、
なんか回りくどくて読むの疲れる。
- Jun-01-2002
- グレー・レンズマン
-
いきなり銀河を飛び出して隣まで行ってしまうスケールの大きさには、
驚くというより飽きれてしまう(わはは)。
- May-30-2002
- シャーロック・ホームズの冒険 [DVD]
-
昔 NHK でやっていた海外製作ドラマ。
全24巻のうち、22巻目をとりあえず買って見るが、Jeremy Brett がとんでもなく太っているのを見てびっくりする。
確か心臓麻痺で亡くなっとはずだが、こりゃ無理もない。
太ったホームズっていうのもちょっと哀れなので、前半の12本分だけ BOX で買う。
- May-29-2002
- 恐怖の谷
-
金縁の鼻眼鏡 に似たトリック、
アメリカから来た殺し屋、
と同じパターンが多いなという印象を受けるが、
それはさておき面白い。
- May-27-2002
- バスカヴィル家の犬
-
犬が人を襲う話。
- May-26-2002
- クリプトノミコン (2)
-
複数のプロットのうち、2901部隊の話が一番面白い。
他のプロットもイケてるが。
ちょっと痛いエピソードが多かったような。
- May-24-2002
- 四つの署名
-
ワトソンが結婚に至る事件。
まあまあ面白いが、謎解きとしてはパンチに欠ける。
- May-23-2002
- 緋色の研究
-
短篇を読み切ってしまったのでとうとう長編へ手を出す。
ガキのころは、緋色の毒薬でも出て来るのかと期待して読んで、
それを裏切られた思いが強くてつまらん本というのがこれまでの印象だった。
が、緋色というのが殺人事件の比喩として出てくるセリフに初めて気づいて評価が変わった。
いやすごい。
犯人が殺人に至る回想部分など、やはりガキのころにはやるせなくて嫌いだった部分も、今なら楽しく(?)読める。
年を取ったということか。
- May-22-2002
- シャーロック・ホームズの叡智
-
これは日本語訳(新潮文庫)だけの発行分。
編集上の都合でカットして来た短篇をかき集めて作った残り物集。
- May-21-2002
- spider-man
-
予告を見てたら 超人ハルク がかかった。
どんどん映画になるなー。
で、スパイダーマン。
手首から出る糸は、糸を吐き出すメカを作って手首に巻いて使っていたと思うんだけど…。
と、IMdb をチェックしたら、監督曰く
「3M でも開発できていないようなものを、高校生が作るっていうのはどうもね」
って書いてあった。
確かにそうだけど、生の手首から糸が出るのはちょっとキモい。
ビルの間を飛び回るシーン、主人公は CG だったりして、迫力はあるがモーションにちょっと違和感が残った。
ま、それはともかく面白い。
ってゆうか絶対に続編出るだろ。
- May-20-2002
- シャーロック・ホームズの事件簿
-
この短篇集は最後に出たものだが、描かれている物語中の時間は若いころの事件が多い。
- May-18-2002
- 真夜中のデッド・リミット
-
ミサイルサイロをテロリストが乗っ取るっていう話。
スワガーはでてこない。
- May-14-2002
- シャーロック・ホームズ最後の挨拶
-
最後の挨拶 が、作中では一番最後に相当するエピソード。
しかし三人称で書かれているのって違和感あるなあ。
- May-13-2002
- シャーロック・ホームズの思い出
-
順序がめちゃくちゃだ。
- May-11-2002
- シャーロック・ホームズの帰還
-
どんどん購入。
やはり 踊る人形 が最高。
- May-07-2002
- シャーロック・ホームズの冒険
-
今度はシャーロック・ホームズへ。
もちろん子供のころから簡訳版などで慣れ親しんでいる物語ではあるが、
今読み返すと、ガキのころ退屈で読み飛ばしていた部分が実は結構味わい深いということを今更発見。
ボスコム谷の惨劇 とか…。
- Apr-30-2002
- X の悲劇
-
黒後家蜘蛛の会 でアシモフが、エラリークイーンを目指してどーちゃらこーちゃらと書いていたのをみて、じゃちょっと読んでみるかと選んだのがこれ。
うーん、やっぱりミステリは肌に合わん感じ。
- Apr-25-2002
- 黒後家蜘蛛の会
-
アシモフファンではあるのだが、ミステリはそんなに好きじゃないので読んだことがなかったのだが、
指輪関連ということで(おいおい)買ってみる。
通勤電車で読むには最適なシリーズ。
- Apr-24-2002
- クリプトノミコン (1)
-
サブタイトルが チューリング というので、
ああまたエニグマがらみのフィクションかなと思って手に取ってみる。
が、これがなかなか面白い。
現代と昔あわせて3つのプロットがどう重なるのか…と思って読んでたら途中で終っちゃった。
シリーズものの1巻目だと思ってたら、まだ 1/4 らしい。
おいおい。
- Apr-23-2002
- Hobbit
-
ホビットの冒険 の、Alan Lee イラスト版原書。
書店で見かけて買ってしまう。
- Apr-20-2002
- 銀河パトロール隊
-
あのレンズマンが新訳で登場。
E. E. Smith はスカイラークシリーズは好きなのだが、レンズマンは初めて読む。
いやはや凄い物語だ。
慣性ドライブの理屈がよく判らず、スカイラーク号の方が単純明解でよかったなーと思う。
ってゆうかスカイラークも新訳してくれ。
- Apr-16-2002
- K-PAX
-
宇宙人が精神病院に入れられる話。
結構面白かった。
原作本もあるのだが、書店で見てみると案外薄いので買わずにおいとく。
- Apr-09-2002
- ホビットの冒険
-
1月に買った ホビットの冒険。
会社の人が間違って僕チン版を買ってしまったというので、資料として交換してしまう。
その後買い直したハードカバー版がこれ。
イラストに味わいがある。
- Apr-08-2002
- 私と月につきあって
-
突撃実験室の多事毒論 で紹介されていたのを見て買ってみる。
どこいらへんがハードSFなのかちょっと悩む。
続き物で、前に2本あるらしいが買う気は起こらなかった。
- Apr-06-2002
- 魔弾
-
極大射程 の関連図書。
けっこう面白かった。
伏線の張り方がうまいと思う。
- Apr-04-2002
- 大戦勃発
-
アメリカ人が嫌いになる本。
- Apr-02-2002
- A Beautiful Mind
-
数学の描き方がちょっとハチャメチャっぽい。
戸棚訳なのが原因か、それとも混乱した主人公の心像の現れなのか。
- Mar-20-2002
- 農夫ジャイルズの冒険
-
Tolkien の短篇集。
これが意外に面白い。
挿絵に味があってよい。
- Mar-15-2002
- スコブルイー
-
酒井雄二が Gb に連載していたマンガエッセイをまとめたもの。
結構笑える。
- Mar-05-2002
- The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring / 日本語吹替え版
-
2ch/SF の指輪スレでも話題の字幕問題。
吹替え版の出来がすばらしいということなので、見に行ってしまう。
終日かかってる映画館が少なく、池袋は職場が近いし…ってことで、
お台場のメディアージュに行ってみる。
全席指定で中もきれいで、なかなかいい場所だということに初めて気づいた。
映画は、噂通りすばらしい。
今回の公開に限っては、字幕はやめて吹替えを見ることを強くお勧めする。
ってゆうか戸田奈津子逝ってよし。
- Feb-28-2002
- 暗号解読
-
以前読んだ フェルマーの最終定理 と同じ作者による暗号とその歴史の本。
暗号絡みではいろんな本を読んだが、これほど解りやすい本は初めてだ。
巻末の解説にもあったけど、「これでおれにもエニグマを解読できる」とマジで思った
(わはは)。
エニグマに限らず公開鍵暗号などの理屈も解りやすかった。
ほんとにいい本。
- Feb-24-2002
- The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
-
先行オールナイトの日、いてもたってもいられなくて見に行ってしまう。
23時の回ならすいているかな(終るの2時だし)と思ったが甘かった。
30分前に行ってみるとすでに結構な行列。会場まで、どんどん人が集まってくる。
幸いいい席に座れたが。
内容は、いろいろ原作と違っているところもあって「おいおい」と思うこともあるが、
結論は最後まで全部見終わるまで待ってやることに(えらそう)。
- Feb-22-2002
- シルマリルの物語
-
2カ月探し回った挙げ句、新装版が出るという噂を聞いて、
普及するまで待つかとしばらく諦めていたシルマリル。
何気なく寄った綱島の本屋で見つけてしまった。
その場で即買い。
指輪に出てくるエルフは優雅なものだが、その成り立ちはかなり血生臭くて驚く。
深い。
- Feb-19-2002
- FRENZY
-
男気溢れるアルバム。
- Feb-14-2002
- PSYCHEDELIA
-
Gandalf っていうバンド名に引かれて買ってみるが、めっちゃ外れ。
- IMAGES
-
10cc Sheet Music によると、以前 Karussell/Polydor から出ていたやつの再発のようだが、
曲順が全然違う。
聞いたことない曲が入ってて、なかなかよろしい。
- Feb-13-2002
- 史上最大の発明アルゴリズム
-
体系的な解説を期待したら、ちょー読みづらい構成で閉口する。
GEB のマネか?
- Feb-12-2002
- 「中つ国」歴史地図
-
シルマリルから指輪物語まで、トールキン世界のすべてを地図にしたすごい本。
- Feb-09-2002
- 撃て、そして叫べ
-
序盤の滑り出しはいいのだが、1/3ぐらい進んだところからどんどんつまらなくなっていく。
最後の襲撃のあたりまでくると、何がどうなっているのか全然分からない。
もともとそういう壊れた話なのか、翻訳で失敗しているのか。
- Jan-29-2002
- Vidocq
-
パリの探偵が怪しい殺人犯人を追いかける話。
ちょっとオカルト風味。
カメラワークがちょっとおかしくて、登場人物の動きが追えない。
見ていると非常に疲れてしまう。
斬新映像がウリで、ストーリーは平凡。
- Jan-13-2002
- Harry Potter and the Goblet of Fire
-
お子様向けなんだから読めるのでは? と思い立って、とうとう原書を買ってしまう。
最初の日、2時間で15ページしか読めなくてショックだったが、なんとか2週間で読み切った。
ってゆうか4巻目では、これまでの倍の量に増えている。
日本語訳はどうやって出すんだろう。
さて中身だが、まあなんというか、非常に後味の悪い物語。
pensieve (何と訳されるかわかんね)を覗き込む主人公が示す好奇心って、
Skeeter (スキータ?)が取材を続ける執念と変わらないんじゃないか?
立場が違うだけで、みんな同じことしてるロクデナシのように思えてならない。
それに37章ある物語のうち、30章で真犯人が登場するっていうのはインチキだ。
まあ読者の期待を絶対に裏切らないという意味ではすばらしいことだと思うが。
- Jan-08-2002
- Tolkien's World: Paintings of Middle-Earth
-
中つ国を描いた画集。
Alan Lee も含め、その筋では有名な画家たちが、著作に基づいて様々な絵を描いたもの。
見開きで、描かれたシーンの原文も載っている。
思わずその前後も読みたくなる本。
- Jan-06-2002
- ホビットの冒険
-
結局買ってきて読んでしまう。
なるほどこういう話だったのか。
[2001]
[2000]
[1999]
[1998]
[1996-1997]
[back to diary]